No : 66
更新日 : 2020/07/31
回答
接着剤の塗付は凹凸を埋めて薄く均一に塗り広げるのが原則ですが、接着剤や材料によって異なります。下記参照してください。
点状(団子状)・線状(ビード状)塗付:
凸凹があるコンクリート下地のような場合は、厚手に塗ることで押し潰したときに凹凸を埋めて接着することが可能です。
また、粘性が高い接着剤は粘性で初期固定することが可能です。
2度塗り:
布、木、皮など吸い込みが激しい場合は接着剤が表面に留まりにくいので、乾いた上にもう一度塗布することで表面に接着剤を定着することができます。
ゴム系接着剤などがこの方法で接着されます。
両面塗付:
溶剤を含む接着剤ではこの方法で塗付し、溶剤がある程度揮散した後貼り合わせます。
溶剤が揮散しにくい材料の接着で有効です。
ゴム系の場合には自着性能があるが樹脂系はありませんので、樹脂系の場合は多少溶剤が残った状態で貼り合わせることをおすすめします。
ありがとうございました。
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